学校新聞を作ってました

親戚のうちに遊びに行くと、子供たちがそろって学校新聞を作っていました。
冬休みの宿題なのだそうです。
みんなでワイワイ、いろいろな記事を載せようと張り切っています。

冬休みなので、学校の話題ではなく、町の話題を特集にすることにしたと、目を輝かせて話してくれます。
みんなで町を探検して、気づいたことを書くのだそうです。
正月の準備や、正月自体の様子もあるので、それらがメインになりそうです。
そんな大きなニュースをいっぱいに書いていたので、すぐに紙面はいっぱいになったようです。
それでもまだまだ、アイデアが出ていたように思います。
その中で一人の女の子が、自分たちのこの新聞に対する思いを書きたいと言い出しました。
横から口を出して、編集後記を書くことを進めたのです。
まるで、コラムのような思いがいっぱい詰まった編集後記は、編集後記というにはあまりにも見事なボリュームでしたが、それぞれ楽しそうに書いていました。
できあがった新聞は、びっくりするほど内容のつまったものになり、読ませてもらった私も楽しい時間になりました。
あさってには、学校が始まるので、みんなで持って行って、学校の壁に張るのだそうです。
そっか、だから片面なんだ、と改めてその時に思いました。
自分が学校新聞を書いていたころのことはすっっかり忘れていましたから、新鮮な気持ちで、この片面に、文字や絵がぎっしりつまった新聞を見ていました。

自主学習ノート

私は小学生の頃、宿題として自主学習ノートを提出するというものがありました。
テーマは自由で、自分の好きなように勉強が出来るので、私はその宿題が苦痛ではなかったです。

私が自主学習ノートで一番多く学習していた内容は、新聞記事をノートに張り付け、自分なりに要約し、感想を書くという事でした。
当時の担任の先生から新聞を読む音は良い事だと薦められ、自分で考える力もつくからという理由から、始める事にしました。
記事の需要だと思われる箇所に線を引き、自分の言葉でまとめます。
感想も、その記事を読んで初めて知った事や、疑問に思ったことを書くと、先生から必ずコメントをもらえるので、毎日頑張っていました。
また時々先生が、みんなの前で自主学習ノートを頑張っている人を紹介するのですが、自分のノートが選ばれた時は恥ずかしかったけど、とても嬉しかったです。

新聞記事の他にも、例えば社会の授業で習った歴史上の人物について調べてまとめてみたり、算数の公式を簡単に覚えられるようごろ合わせを作ってみたりと、様々な学習をしました。
この自主学習ノートのおかげで、自発的に考え、学ぶ力が身に着いたと思います。
またつい先日、掃除をしていたらこのノートを発見したのですが、汚いながらも一生懸命な字がいっぱい書かれており、懐かしい気持ちになりました。
将来自分の子供にも、このノートを見せてあげたいと思います。

今は勉強大嫌いな私ですが、このノートを見返し、また勉強を頑張ろうかなと思いました。

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